練習用ボンを作るー4 チュールを付ける
みなさまこんにちは。
本日は前回に引き続き、練習用ボン作りー4、いよいよチュール付けです。
1:(家庭用ミシンの場合)ミシンの準備。
下の写真のように電話帳などの厚い本(4-5㎝程度)をミシン下に予め挟んでおきます。
チュール付けでは本体を青線で示した箇所の周りをくるくると回しながら縫っていく
ことになりますが、縫い付けた段が増えるごとに回す本体側が徐々に分厚くなっていきます。
この時、下の写真左下の赤い矢印で示した高さをかさ上げしておくことによって、
比較的スムーズに回すことが出来るようになります。
ミシン針はNo11 または No13、
押さえ金の強さ調整は、普通 または 強い にセットしておきます。

2:つけ位置を確認し(必要なら)段を描いておく。
まだ慣れないうちは以下のように段ごとに縫い付ける位置の大まかなラインを
予め描いておいてから付けて下さい。(以下のライン位置は目安です。)


チュールつけ位置
(見返し側と持出し側のチュールの位置)
★左図の見返し側の2段目は1段目に隠れています。
・チュールは1-8段すべて上向きにつけます。
・チュールを横につなげて縫った際の縫い代は、
付け終えて表にした状態の時に以下のように
なるようにします。間違わないように!
1段目・・・縫い代が下側にある。
2-8段目・・縫い代が上側にある。
3:一段目を付ける。

ツンは表にします。
チュール付けスタートは、
左写真の持出し側の ”A" と示したところから、
赤矢印の方向へ順次マチ針を打っていきます。
一段目のつけ位置はW(上端)から8㎝下がった
ラインです。

★この時に、チュールを横に繋げて縫った際の
縫代が上側に来るようにします。
(=チュールを表に返すと縫代が下側にくる。)
上の写真のようにマチ針打ちを終えると、見返し側にチュールが余りますが、そのままにしておきます。


ツンの後ろの開きを利用してミシンにセットし、持出しの側から縫っていきます。

一段目を付け終えたところ。
3:一段目を表から押さえ縫いする。