バレエ・黒鳥を作るー3
皆様こんにちは。
さて今回は胸飾りを作る編でお送りいたしますが、衣装はデザインによって作る方法も使う素材も様々ですので、デザインに関する編は、あくまでも参考ですので予めご承知おきくださいネ。
その前に、
チュール切り&寄せ、と ツン縫い について。
チュールは12段分まで、上写真の通り黒とグレーを順番にします。
黒字は#30,青字は♯50 のチュールです。
今回ツン用の2WAYパワーネットはチュール色に合わせて染めました。
★チュールの寄せ方やツンの縫い方は、「練習用ボンを作る」記事に詳述しましたので、そちらをご参照下さい。
ボディスとツンは、以下のように縫い合わせておくのですが、各別々に作って最後に合体させるという作り方もあります。
1:胸飾り用の型紙を作って、土台を作る。
ボディスの型紙を使って作り、縫い終えたボディスに合わせてみます。
ツンで使った2wayネットを型紙に合わせて裁断します。
2wayなので切りっぱなしで可、縫い代も不要です。
色の具合をみて、今回は2枚重ねにしました。
胸の微妙なカーブに沿いやすいように縦横に伸びる布はとても重宝します。
2:飾りを置いてみて検討する。
今回メインで使おうと思っているのはこれです。銀糸模様の入った黒地のオーガンジーに黒のビーズ刺繍をした上品なレースです。
一見地味ですが適度に輝きます。
1で作ったネットの土台に上辺に沿わせながらレースを置いていきます。
★ちなみに、この作業台は発泡スチロール板です。軽くて待ち針が刺せるのでとても使い勝手が良いですよ!
下方のだぶついた部分は適度に切れ目を入れて重ね、自然に土台にフィットするように調整します。
切れ目は写真のように模様に沿って入れると仕上がりが綺麗です。
(上に石やスパンが乗りますし、遠くから見ると結局あまりよくわかりませんが(笑))
載せ終えたら要所要所を縫って止めていきます。必要に応じて手芸ボンドも使って綺麗にフラットにフィットさせます。
逆側も同じように載せて調整し、縫いとめます。
多少重なる部分があってもかまいません。
足りない個所にレースを適度にカットした部分を付け加えます。
全体に載せ終えたら土台の形に添ってレースをカットします。
3:さらに飾りを足してイメージを作ってみる。
土台の下に黒の布を敷いてボディスのイメージにします。
デザイン画を見ながら、下の淵に金色ベースのブレードを載せ、その外に渋い金色のコードを添えてみました。
上辺の淵に沿って金コードを載せます。
下の淵側の金コードの外側に玉虫色の黒スパンを並べます。
上の淵の金コードとレースの間に細めの銀コードを入れて隙間を埋めます。
黒スパンの上にエナ金のパールビースを載せ、レース部分の上には適度に石(試しに#5328ジェットAB6㎜、5㎜、トパーズ6㎜)を散らしてみました。
レースの上に黒スパンで羽風のラインを描くのも良いかもしれません。
真ん中に置く石がまだありませんので、代わりの石としてとりあえず 、
#6106 クリスタルAB22㎜をセットしてみます。
ちょっと小さいかな・・・もう一段大きい28㎜のほうがよさそうです。
ボディスに付けた状態をイメージするために、上辺の個所を胸元風に画像加工してみました。
ブレードが先生のイメージと少し違うので、これを土台にまた検討してみます。
それでは今回はここまでです。
次回はボンの飾りパーツを作る編でお送りする予定です。
是非またおいでくださいね。^^
本日もお読みいただきどうもありがとうございました。<(_ _)>
ブログ村でーす。