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2017 Calendarメイキング

すっかり秋めいて紅葉も始まった関東です。

本日は昨年より開始したカレンダー作りについてご紹介いたします。

★デッサン (紙に描く、またはソフトで直に描く)

写真や映像を見ながらデッサンします。

一時停止映像はどうしても輪郭が不明瞭になってしまいますが、

ハッとするような美しい一時を探す、というのも楽しいものです。

紙に描いた場合は描いて消してを繰り返してしまいますが、

直したい個所に注釈を書いておいて、

ソフト上で修正することもしばしばです。

ちなみに、一番難しいのは「手」です。

いよいよ絶望的"(-""-)"なときは自分の手を撮って参考にします。

★デッサンをもとに線を整える

体の線をちゃんと描いてバランスをチェックしながら

線を整えていきます。

顔を描きます。

★衣装、小物、飾りなどを描く

ラインをラフに描いた後、各個所を丁寧に整えます。

描き直しの便を考えてレイヤーで各箇所を合理的に描き分けます。

レイヤーを重ねる順番も重要です。

★色を塗る

まずベースになる衣装色を塗ります。(この絵の場合)

頭の花飾りは自分で作った頭飾りの写真をアレンジしてみました。

この絵の参考にしたのはポーランドの民族衣装ですが、

絵柄や配色などはかなりアレンジを加えています。

細かいところも丁寧に描き、配色もいろいろ試します。

影を加え、肌色を塗り、紅をさすと

生き生きとした感じが生まれますね。

★背景などを加えて仕上げる

背景を描き、人物が引き立つように配置します。

最後に、右上から光を当ててみました。

一枚出来上がりです。

絵を描くというのは不思議なんですが、

足したり引いたり色を変えたりと、

ちょっとしたところに拘ってあれこれと手を加えれば加えるほどに、

まだ何か足りないといつまでも思ってしまうものです。

販売開始はあと半月余り後ですので、

まだしばらくじたばたとあがく予感がします。

出来上がりをいいものにできるように。

お読みいただきどうもありがとうございました。

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